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2008.11.19

いばら姫のおやつ

まるりんの大好きなマンガであり、何度も読み返してる作品。げんしけんとは方向性が違うけれど、同じく“心に効く”マンガです。

作者はアニメ「ダ・ガーン」や「ジェイデッカー」でおなじみの石田敦子さん。かわいい絵を描くんだこれが。

本作は漫画家としての活動を始めたころの短編を集めた「傑作短編集」で、
かわいい絵柄ながら内容はかなりヘビーなテーマが多く、愛に飢えた女の子や、死にぞこないの女の子、居場所のない女の子など…が、恐怖や戸惑い、自分自身と立ち向かう話が数話収録されています。

かなりグサリときます。「きゅん」や「ちくっ」程度じゃないよw人によっては、かなりへこんでる時に見るとさらに落ち込む可能性もある、かな?

でも、全部の話・全員に「希望」があるので、読後は割とスッキリとした気分になれます。

個人的におススメは「キラキラと、だけど、見えないもの」。4Pしかないけど、すごく簡単に希望が生まれます。

しかしなんでこういうグサリと来るマンガが好きなんだろうね。涙出した方がいいってことなのかな。

2008.11.16

げんしけん

今更ながらコミックス全9巻読了ー。
終わってたのは知ってたんだけど、今まで7巻までしか持ってなくて、機会があれば読みたいなーとは思ってたんだけどね?

うーん、なんていうか、心が痛いね。オタクとしてはさ。「オタクとしては一度はコミケへの参加」っていう気持ちとか、おたくの考え方とかさ。

結局斑目の気持ちを抑え込んでるあたりなんて、おたくのコンプレックスの部分丸出しでかなり痛い。いや、オタクに対してじゃなく、自分の気持ちに対して。その思考回路がリアルでさ。自分の中で希望として、どちらかへの決着がつくもんだと思ってたから、そういうリアルというか「普通」の終わり方をするとは思ってなくって。

笹×荻も恋愛の進行の仕方がリアルなんだよねぇ。こういう恋愛してみたいなぁって、おたくとしてはかなり響く。

読むなら1巻から読むべし。
そうしたら54・55話は本当に心にクるから!w

それとおまけマンガが面白すぎるw9巻巻末はニヤニヤしちまっていけねえやw
斑目の言葉が理解できてしまう自分が憎いww

心へのダメージ・ニヤリ感ともに自分がオタクだと認識してる人ほど響くマンガだと思ったよ。これは名作。

※ところで

8巻47話はどこまでやったんディスカー!
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